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iPadむけ電子グラフ誌、panologue 創刊準備号に
デザイナーとして参加しました

「グラフ誌を再発明する」電子グラフ誌、panologue 創刊準備号にデザイナーとして参加、8月24日午前9時から無事AppleのApp Storeで公開されました。

最初はロゴをデザインしてほしいということだったのですが、そのデザインをどうするかいろいろ検討して行くうちに、なぜかページデザイン、インターフェイスのデザイン、各特集の扉のデザインと関わりはどんどん深くなり、結局起動時のスプラッシュスクリーンから最終ページの編集後記までやってしまったということになったのでした。

せっかく作ったけれど、見えるのは一瞬のスプラッシュスクリーン・・・
起動が速いということはいいことですが。
ページをどういったインターフェイスで見せるかという部分を最重点に考えたのですが、スワイプ(指を画面に触ったまま移動する)をパノラマの操作に使うため、ページ移動に左右のスワイプを使うことができずにアイコンのタップに頼らなくてはならなった、というのが若干の操作のしにくさにつながったかもしれません。ただこのへんはタッチディスプレイでパノラマを見る時はやむを得ないところだと思いますが。

デザインも、どんな方針でいくかいろいろ悩んだのですが、この春発表されたいくつかの電子グラフ誌が「横位置のみ固定のレイアウト」を打ち出していて、それが縦横変更可能のレイアウトに比べて、見る側でむしろ見やすいということに気付き、panologueは横位置に固定することにし、それでデザインは一気に進行しました。

ともあれ始めて携わったiPadむけ電子グラフ誌のエディトリアルデザイン、まだ研究途上ですが、WEBデザインと違って縦横がはっきりと規定されたスペースで、とてもやりやすかったのが事実です。
グラフィックデザインのレイアウト感覚と、WEBデザインのメディアにダイレクトにデザインして行く感覚が同時に味わえるとてもキモチよい空間でした。

iPadをお持ちの方は、無料ということもあり、ぜひダウンロードしてiPadならではのパノラマの世界を体験して下さい。
App Storeから、panologueで検索するとすぐ見つかります。


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